日産自動車の外国人社長「カルロス・ゴーン氏」
本日は、日産自動車の外国人社長「カルロス・ゴーン氏」について紹介します。
1.カルロス・ゴーン氏の経歴
カルロス・ゴーンは、フランスの自動車会社である、ルノーの取締役会長兼CEOでありながら、日本においての日産自動車の社長兼最高経営責任者(CEO)としてとても有名な方です。
カルロス・ゴーンの両親はレバノン人であり、生まれはブラジルであり、その後幼少期はブラジルで過ごしています。その後、レバノンのベイルートで中等教育を受け、その後フランスの高等学校を卒業後、フランスの大手タイヤメーカーである、ミシュランに入社しました。そして、その後18年間在籍しています。
そして、こちらのミシュランでの業績を評価され、そしてルノーに上席副社長としてスカウトされることになり、こちらのルノーの再建にも貢献する形になりました。
1999年に、当時経営危機に瀕していた日産が、ルノーと資本提携を結び、そして、カルロス・ゴーンがルノーでの権限はそのままで、日産の最高執行責任者(COO)に就任する形になりました。そして現在に至ります。
2.カルロス・ゴーン氏の日産自動車の再建
カルロス・ゴーンは、「コストキラー」とも呼ばれていたり、または、「ミスター調整(FIX IT)」といった名前でも呼ばれています。独自のコストカット論があり、黒字の会社がどのようにコスト削減をしているのか、ということなどを研究しています。
まず、カルロス・ゴーンの特徴として、日産再建に向け、日産リバイバルプランを作成し、そして短期間で日産の立て直しを果たしました。 そのカルロス・ゴーンの大胆なコスト削減だったり、または組織活性化策などで、日産は、わずか1年で業績が急回復することができ、会社を活性化させ、現在に至っています。これは、「ゴーン革命」とも呼ばれています。現在では、カルロス・ゴーンは、アメリカ国外にいる最強の10人の事業家のうちの一人ともいわれています。
3.カルロス・ゴーン氏の活躍と経営功績
カルロス・ゴーンは、レバノン、ブラジル、フランスの多重国籍を有しており、5言語が堪能です。日産でスピーチをする際には、日本語でスピーチをすることが多いです。
さらに、2004年には、法政大学名誉博士にもなり、日産自動車と立て直した功労者として、他社の社外取締役にスカウトされたり、また大学の委員なども務めています。また日産のコマーシャルを始め、その他のコマーシャルなどに出演することも多く、自身の書籍などでも生き様や企業においての考え方、またコストカットや企業経営についてなどさまざまなことを語っています。近年ではマスメディアに登場する機会なども多くなっております。
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