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中国において日本人と中国人との間に出生した子に関する手続

本日は、中国で日本人と中国人夫婦の元に子供が授かった場合、生まれてきた子供に関する手続きについてご紹介いたします。

1.戸籍への記載について

(1)日本の国籍法に従って戸籍へ記載する場合

子供の出生後、在中国日本大使館(中国北京市亮馬橋東街1号)、在日中国総領事館(大阪、福岡、札幌、長崎、名古屋、新潟にあります。)、日本国内の本籍地の市区町村のそれぞれの役場、いずれかに出生届を提出しなければいけません。

必ず3カ月以内に出生届とともに日本国籍を留保します、と意思を表示をしないと国籍法第12条より日本国籍を失いますので、出生届用紙の中に「日本国籍を留保する」と記載しましょう。

日本人の親が届出を行う必要があり、提出書類は日本人の親のパスポート・子供を出産した病院でもらえる「出生医学証明」・出生医学証明の日本語訳が必要です。もし国籍を失ってしまっても、20歳未満で日本に住み、住所がある場合は、法務大臣へ申請すれば日本国籍の再取得が可能です。

(2)中国の国籍法に従って国籍を記載する場合

公安局派出所(中国人の戸籍や住所の管理を行っている、日本でいう所の役場)に出生医学証明・中国人の親の戸口簿・独生孫子証明を提出し、戸口簿への記載を行います。手続きの完了後に、身分証明書を発行してもらいましょう。

2.子供が中国を出国し日本入国する際の手続きについて

(1)中国パスポートで出国する場合

まず子供の中国パスポートを取得しなければいけません。 中国の国籍法に従って国籍を記載した後に、所轄の公安局で中国パスポート発行申請をしましょう。 約2週間ほどで取得できるようです。

さらに在中国日本大使館に赴き、日本国査証(ビザ)を申請する必要があります。 必要書類は、中国パスポート・子供の戸籍謄本・子供の写真(4.5㎝×4.5㎝)を持参しましょう。日本を訪れた後再び出国する際は、お近くのパスポート申請窓口で日本国パスポートの申請する必要があります。

(2)日本国パスポートで出国する場合

現在、中国の国籍法では、両親ともにorどちらかの親が中国人で、子供が中国で生まれの場合、子供は中国国籍に入るものとし、二重国籍を認めていません(オーストラリアやカナダは二重国籍を認めているようです。)。

例外として、中国人の親が北京市出身だった場合、二重国籍を持っている子供でも日本国パスポートで出国できますが、親が他の都市出身の場合は、子供は中国国籍法上、中国国籍しか持ってないということになるため日本パスポートでは出国できません(場合によっては没収されます)ので、中国パスポートを取得し出国しなければいけません。

また、中国国内で手続きを進める場合、中国のどの地域で手続きをするかで必要な書類が違ってくることがありますので注意が必要です。

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